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きゅうり栽培の敵、きゅうりが枯れる・・ネコブセンチュウの対策方法

きゅうりがネコブセンチュウにやられ、枯れました・・・

順調に収穫が進んでいたきゅうりですが、全5株の内、3株が今週に入り突然枯れました・・・

↓真ん中の二つが枯れかかっています・・モサモサしているのはマリーゴールドです。

仕方がないので株をかたずけたのですが。。

根を見ると、たくさんのコブが。。。

ネコブセンチュウです。

これにやられた結果、株が枯れてしまいました。。。

ネコブセンチュウとは

ネコブセンチュウは植物の根に寄生し、針のような口で養分を吸い取ります。養分を吸い取る際に分泌物を出して細胞を肥大させるため、被害のあった根には大小様々なコブができます。このコブに圧迫されて根からの養水分の吸収が阻害され生育が悪くなり、花が咲かない・収穫ができないなどの症状が現れます。悪化すると葉に萎れや黄化が生じ、枯死に至る場合もあります。

今回はきゅうりに発病していますので「根こぶ病」ではなく、センチュウの被害だと思います。

根こぶ病はアブラナ科の植物にのみ発生する病気なので、ウリ科のきゅうりに出た場合はセンチュウが影響をしています。

根こぶ病の対策

抵抗性植物を植える

イネ科のギニアグラス、エンバク、ソルゴー、マメ科のクロタラリア、クリムソンクローバー、キク科のマリーゴールド 等の植物はネコブセンチュウが嫌がる物質を分泌するようです。

土壌中にすき込むと効果的で特にマリールドはネコブセンチュウ以外のセンチュウにも効果があるようです。

ただ・・・

私は今回、きゅうりの畝にマリーゴールドを混植していたのですが・・・

マリールドのすぐそばのきゅうりにもネコブセンチュウの被害がありました。

太陽熱消毒

これは一番効果があるのではないか?と思います。

センチュウは60℃くらいの温度で死滅するようなので、これからの時期(7月~8月)にしっかり消毒すればセンチュウを退治できると思います。

農薬の使用

ネコブセンチュウ用の農薬もあるようですが、家庭菜園で使うような感じではないので、これは割愛します。

石灰窒素の使用

農薬といわれるものは、本気の農薬という感じでしたが、こちらは、気軽に使用できそうです。

石灰窒素は農薬というより、石灰+窒素ですので少し安心です。

石灰窒素は、土壌に施用するとシアナミドに変化し、殺虫や除草、殺菌などの農薬効果を発揮します。散布後3〜10日程度でアンモニアに分解され、肥料成分として効果が現れます。効果が長持ちする緩効性の窒素肥料なので、栽培期間が長い冬野菜などにも適しています。また、土壌中の有機物を分解して栄養成分を作物が吸収しやすい形に変える役割もあるため、有機農法と組み合わせることで土壌の健康を保ちつつ作物の生育を促進することもできます。

米ぬかで押さえる

米ぬか由来の乳酸菌が増殖し、これを好んで食べるセンチュウの数が増えることとでネコブセンチュウが嫌う物資を作り出しネコブセンチュウが減少するようです。

ただ。。。

今回、きゅうりの土づくりも米ぬかを使って土づくりをしたのですが。。。

それでもネコブセンチュウの被害に会いました。

きゅうりはウリハムシが茎の根元に卵を産み、ふ化した幼虫が根元から茎の中に入り食害することで枯れてしまうということが良く聞かれますが。。。。

私の場合は、「ネコブセンチュウ」の被害でした。

親ヅルを摘心し、これから子ヅルを伸ばし収穫量を増やそう!と思っていた矢先の出来事でしたので、かなりショックが大きいです。

新しい苗を買ってきて植え直そうかとも思いましたが、ネコブセンチュウがいる畝に植え直したところで、また被害に有ってしまうと思いますので、残りの株を育て、それが終わったら混植しているマリーゴールドをすき込み、しっかり太陽熱消毒を行いたいと思います。

そのあとは。。

微生物資材の「菌力アップ」を定期的に散布していこうと思います。

ネットで調べると、菌力UPもセンチュウを抑制するのに効果があるようなので、土壌改良ついでにしっかり散布していきます。

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