おすすめの秋野菜と品種を紹介!夏からの種まき
夏野菜の収穫のピークを迎えてきている時期と思いますが、そろそろ秋野菜の苗の準備を始める時期となってきます。
さて、今年の秋は何を育てようか・・・
大変悩ましい時期です。
そこで、私が今年育てようと考えている、野菜とおすすめの品種をご紹介いたします。
皆様の品種選びの参考になれば幸いです。
キャベツ:種まき時期→7月後半から8月
キャベツも多くの品種があり、悩むところですが、2品種で悩んでいます。
②サカタのタネ 新藍
いずれのキャベツも甘さが際立つのが特徴となっており、中でも「さとうくん」はスイカ並みの糖度でむちゃくちゃ甘いようです。
種蒔きは7月後半から8月。
11月頃には収穫を迎えることができます。
ただ、甘いが故に害虫被害に会いやすいようなので、害虫の対策は十分行う必要がありそうです。
失敗リスクを回避するなら・・・新藍
さとうくんは本当に魅力的なのですが、この夏に育てたトマトやキュウリなども病気や害虫に悩まされ、失敗続き・・・
やはり病害虫に強い品種を選びたいところ。。。
そこでおすすめできるのが、サカタのタネの新藍
萎黄病に抵抗性、黒腐病と根こぶ病に耐病性をもっているので安心して栽培できます。
失敗リスクをなるべく回避するならこちらの方が良いかなと思います。
種蒔き時期は7月中旬から8月。
収穫は10月~12月ですのでさとうくんとほぼ同じスケジュールで栽培ができます。
サカタのタネでは種まき時期がそれぞれ異なる品種を準備しており、リレー栽培も可能です。「新藍」「藍天」「冬藍」
一年を通してキャベツを作るなら、この順番でリレー栽培にチャレンジしても良いかもしれません。
ということで私はサカタのタネの新藍を栽培するつもりです。
ブロッコリー
昨年の秋と今年の春にはスティックセニョールを栽培しました。
スティックセニョールもおいしいのですが、やはりブロッコリーとはちょっと違う。柔らかすぎるのでブロッコリーのように茹でてマヨネーズを付けて食べると食感が物足りない・・・
また、次から次につぼみが出てくるとは言いますが、なんだか物足りない。
6株くらい育てましたが、収量は「少ない」という印象です。
ということで、今年は本物の?ブロッコリーを育てたいと思います。
こちらはおすすめの品種が多数あるのですが。。。
②サカタのタネ 緑嶺
この2択で考えています。
ポイントは・・側花蕾がしっかり収穫できる品種です。
ブロッコリー農家の方は側花蕾の収穫は面倒で手間なので、メインの花蕾のみを収穫する為、側花蕾が出ない品種を選ぶようですが、家庭菜園であれば、栽培する株数も限られるので1株で何度も収穫できる品種が良いと思います。
ナント種苗 夢ひびき
この品種がすごいところは、側花蕾が頂花蕾のように大きくなるところです。1株からしっかり大きいブロッコリーが何個も獲れる!
ナント種苗さんのHPでは「セカンドーム(2個目のブロッコリー)」が獲れる品種として紹介されています。
種蒔き時期は7月~8月。
収穫までは85日と短い極早生種。セカンドームは頂花蕾を収穫後10~30日で2個目が収穫できるようです。
サカタのタネ 緑麗
タネまき時期が長く栽培適応性が広いので、全国的に栽培されています。品質のよい花蕾が安定して収穫できます。
側花蕾もそれなりの大きさになるようなので、こちらの品種も長く栽培を楽しむことができそうです。
栽培スケジュールは夢ひびきより、栽培期間は長く、播種後105日程度で収穫できる中早生品種です
7月中旬~8月中旬に播種し、10月下旬~12月下旬に収穫というイメージ。
夢ひびきか・・緑嶺か・・・
かなり悩ましいところです。
白菜
白菜も多くの品種があり、悩ましいところですが・・・
家庭菜園であれば、大きな白菜が一度に獲れてしまっても困るので、畑に長く置いて置ける品種が良いのではないか?と思います。
その観点で選ぶと・・・
サカタのタネ ちよぶき70
秋まきで播種後70〜75日で収穫できる中早生品種
耐病性、耐雨性に優れる強健な品種甘みがのりやすく、食味、品質がよいということで病気に強いところも評価のポイントです。
特に根こぶ病には従来よりも幅広いレースに耐病性があり、軟腐病など他の病害にも非常に強いという特徴があります。
種蒔き時期は8月中旬から9月中旬。
種蒔き後70日で収穫できるというのも魅力。
早ければ11月~収穫が始まり、1月まで畑に置いておくことができるという、家庭菜園にはピッタリの品種です。
大根
② タキイ 三太郎
タキイ 耐病総太り
耐病性があり、作りやすく、スが入りにくいので畑に置いて置けるというのもうれしいところ。
家庭菜園で一斉に大根ができても困るので、一定期間畑に置いておくことができるというのはセレクトの決め手になると思います。
種蒔き時期は9月以降。
タキイ 三太郎
通常の大根より小さく、種まきの時期も9月~4月上旬まで長い期間負けるというのもうれしい。
萎黄病やウイルス病などの病害に強い耐病性に優れた品種で、耐寒性も強いため、秋どり栽培や厳寒期における冬~春どり栽培にもピッタリです。
スの入りも極めて遅い為、長期間畑においておけるというのも家庭菜園にはうれしい特徴の一つ。
基本的にはミニ大根なのですが、株間を取ることで30cm以上のサイズに曽田tることも可能。収穫サイズを大きく根長30cmとしたい場合は、株間25cm。 根長20cmとしたい場合は、株間20cmとします。
プランターで育てるのであればこれが良いと思います。
その他
春夏はトマト、ナス、ピーマン、きゅうり等多くのメジャー級野菜があり、それに比べると秋冬は少ない印象がありますが、決してそんなこともなく、秋冬もたくさんのおいしい野菜があります。
前述した定番に加え、育てていきたいのは下記です。
ニンニク
お盆過ぎくらいからホームセンターに出回ります。
なんといっても栽培期間が長いのが困るのですが、プランターでもしっかり育ちますので、プランターで栽培することがおすすめです。
中国産のニンニクはスーパーでお安く販売されていますが、国産のニンニクは高級食材。
白色(ホワイト)六片等を栽培するのがおすすめです。
私は後半にさび病が発生。
栽培の際はさび病の対策は栽培後半に向けては行った方が無難です。
タマネギ
極早生種は9月上旬、早生種は9月下旬、中生種は10月初旬に種をまきます。育苗期間は55日程度を目安に、苗の太さは6~8mm、草丈は25cmを目標にします。
私は昨年は中生種のみプランターで作りましたが、極早生、早生、中生と3種類作るのが良いのではないか?と思います。
ニンジン
秋まきは梅雨明けすぐの7月下旬〜8月上旬が適期で、中間地では8月中旬までが一般的ですが、ニンジンは乾燥が苦手で、乾燥するとうまく発芽しないことから梅雨時期に種まきをすると発芽が失敗しないといわれています。
私も梅雨の時期に種まきしましたが、発芽も揃い、うまくいきました。
芽キャベツ
7月中に種まきを行い育苗を開始します。
シーズン中、何度も何度も収穫できるので、冬に少ない実物野菜のようなイメージです。栄養価も高く、冬の煮込み料理にもよく合うので、おすすめ野菜の一つです。