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トマトの葉が黒く変色。疫病の原因と対策

梅雨の影響でトマトに異変が・・・

先週は晴れの日が続き、今週末もむちゃくちゃ良い天気になりましたが、日本列島は梅雨入り後、しばらく雨の日が続き、青空が一切見えない状態が1週間以上続きました。

順調に育っていた大玉トマト、ミニトマトですが、梅雨の合間を見て手入れに行ったら。。

どうやら葉の様子がおかしい。。。

どう見ても典型的な「疫病」の症状が出ています。

先週末に発生し、一週間様子を見ましたが、、症状はどんどんひどくなり、下葉はほぼすべて枯れました。

症状のある葉っぱを取り除いた関係で。。大玉トマトは御覧のように、下の葉はほぼない状態です。。

トマトの実自体には感染していないものの、オオタバコガにやられほぼ壊滅状態。

最盛期だというのに、まだ1個もまともに収穫できていない状態です。

写真に「白い粉」がかけられていますが、これは消石灰

先日の段階では疫病の薬を持ち合わせていなかったので、応急処置として、消石灰を振りました。

藁にもすがる思いで消石灰を振りましたが、、、正直後悔しています。

何となく症状の侵攻は止められたような気がしますが、見た目がすこぶる悪く、、となりの畑の方からも、「その白い粉は何ですか?」「食べても大丈夫なんですか?」と聞かれる始末。。。

白い粉が・・

すこぶる目立ちます。

疫病の発生原因は?

病原菌(糸状菌→カビ)が水の中を泳いで伝播し感染するようです。雨や潅水、結露等が主な原因になるようです。

露地栽培では梅雨と秋雨の両方の季節で多発するようですので、秋にも注意が必要です。

疫病はナス科作物でよく発生するようで、トマト、ジャガイモ、ピーマンに共通して感染するようです。

原因は土が雨などにより跳ね上げられ、葉につくことで感染するようです。

今年、プランターで育てているトマトは今のところ感染していませんが、畑で育てている方は完全に蔓延し、すべての株で発病しています、

プランターの方は「もみ殻」を土表面に敷き詰めていたのが良かったのかもしれません。

葉だけではなく、茎や実などにも感染する

灰色の小さな斑点ができ、あっという間に拡大します。一般的に下葉から発生し、次第に丈夫に広がっていきます。

多湿が続くと白いカビが発生します。

暗褐色の病斑が茎の周りを取り巻きます。その後は萎れて枯死します。

果実

茶褐色の病斑を生じて腐敗します。

対策法は・・・

感染したと覆われる茎や葉を取り除き、薬剤を散布します。

私の場合は、オーガニック栽培でも使用できる天然成分由来の「サンボルドー」を散布しました。

疫病は復活できる病気とのことですので、適切に対処して復活を目指します。

散布して思ったのですが、、よくよくン見ると、、パッケージには「予防」と記載があります。

もしかしたら、治療の効果はないのか。。。

とりあえず、展着剤(ダイン)を添加し、散布しました。

発病後はこちらでなくてはだめかもしれません↓

取り急ぎ、今週はサンボルドーを散布しました。これで症状が治まればよいのですが、ダメだった場合、薬剤を変更して対応しようと思います。

「ダコニール1000」も効果があるようです。

とりあえず、両方購入しておきます。

トマトはトラブル続きですが、、まだまだあきらめていません!

大玉トマトは。。。

オオタバコガの被害に会っている玉はすべて取り除き、捨てました。

30個以上捨てたと思います。。。

まだまだ収穫はできると思いますので、疫病もリセットし、再起にかけます!

取り急ぎ、残った玉が少し赤く色づいてきていますので、鶏対策を行いまいました。

分かりにくいですが、4本短めの支柱を立てて、25cm間隔くらいで4~5段糸を貼りました。

あとはキラキラ光るテープを設置。

このテープ。

むちゃくちゃキラキラしていて、効きそうな気がします。

まだ効果は不明ですが、使い勝手の良さもあり、リピート確定です。

黒は本当に見えない・・・
人間も。設置してあるのをついつい忘れてしまうくらい「見えない」です。
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