バジルを室内で水耕栽培していましたが、、根腐れが発生してしまいました。
冬も獲れたてのバジルを食べる為に
夏の間、プランターで育てていたスイートバジル。冬の寒さに耐えらず、11月に入ってから枯れ始め、冬本番の1月には枯れた茎だけが残っている状態です。夏の間は週末に自家製のピザを作って食べたり、飲んだ後の締めにニンニクたっぷりのペペロンチーノを作る際に、庭のプランターから必要な量だけ収穫して、おいしく食べていました。
冬はワインがおいしくなる季節で、バジルを使いたいシーンが増えるのに。。。夏しか庭で収穫できないのも困るなということで、冬は水耕栽培で育ててみようとチャレンジをすることにしました。
まずはバジルが元気なうちに枝を切り取る
2023年は暖冬だったせいか、11月初旬頃までは屋外のプランターで育てていたバジルも元気でした、まだバジルが元気なうちに、4本くらい適当に葉っぱがついた状態の枝を切り取り、ペットボトルで作った花瓶に挿しておきました
1週間以内に根が出始める
挿しておいただけですが、思いの他早く、何もない枝から白い根が出始めました。その後は次から次に根が出て、元気に育ち始めます。
水ではなく、液肥を使う
いろいろ調べてみると、水耕栽培には「微粉ハイポネックス」という液肥が適しているようです。最初は水でも育つようなのですが、大きく育て、収穫まで行いたいのであれば、液肥を使用した方が良いようです。動画やHPで液肥の効果を検証したものがたくさんありますが、どの動画を見ても、100均の液肥は枯れてしまっていましたので、なんでも良いというわけではなさそうです。また、逆にどの検証を見ても「ハイポネックス」の微粉が良いと紹介されていますので、素直にこれに従って育てています。
微粉ハイポネックスとは?
Hyponexはあの「リキダス」を販売している会社で、様々な肥料を販売しています。微粉ハイポネックスはその商品の一つ。この微粉ハイポネックスは容量の違いで様々なものが出ています。私は一般的なこれをAmazonで買いました。買った商品はこれです。
同じハイポネックスでも液体状の液肥も販売されており、この液肥より、水耕栽培には粉末状の微粉ハイポネックスが適しているようなので、間違えないようにしましょう。
ひと箱に500gも入っていますが、500倍希釈なので2gを1リットルの水に溶かせばよいので、一度買えば相当持ちますので、リーズナブルといえばリーズナブルです。写真のような軽量スプーンも付属しているので、小さい方は1g、大きい方は2g計量できて便利です。これを水に溶かすのですが、白い粉状のものが溶けずに残ります。これはカルシウムやリン酸なので水には溶けないようで、無理に溶かそうとするだけ無駄です。植物がそのまま吸収するようなので、気にせず使用すれば良いようです。
順調に育っていましたが・・・なんと!根腐れしてしまいました
冬の間、一度収穫し、その後は面倒で、水も取り替えず、1か月ほど放置をしていました。本日、たまには水を取り替えてあげようと取り出してみると・・・なんと、根が黒い。真っ黒です。
調べてみるとこれは根が腐った状態。「根腐れ」を起こしていました。復活の方法は一度腐っているところを切り取り、再度根を生やすことのようです。どうせこのまま育てていても、復活しないのであれば・・と。思い切って切り落とすことにしました。
根腐れの原因
原因を調べてみるといろいろあるようですが、酸素不足のようです。水耕栽培を調べてみると、魚用のポンプを使って空気を栽培する水に送り込んでいる人もいるくらい、酸素不足はダメなようです。根をすべて水につけてしまうと根が呼吸できず、酸素不足に陥るようなので、根の半分は水に浸からないように管理することが必要だったようです。
その他には、水を1か月間変えなかったのも問題だったかもしれません。根は老廃物を排出するようで、それが溜まってしまうと、根が腐る原因になるとのこと。土壌で栽培する場合、老廃物は微生物が分解してくれるので問題ないのですが、水耕栽培では誰も分解してくれないので溜まってしまうとのこと。これを防ぐには水を取り替える。毎日ハイポネックスの液を作って取り替えるのは厳しいですが、最低でも週に1度くらいのペースではしっかり水替えを行うべきだったと反省しています。
根腐れの対処方法
調べてみると、以下が挙げられています
- 葉の量を減らし、根への負担を減らす
- 黒くなっている根を切り落とす
- 清潔な水に入れ替える
- 直射日光に当てず、半日陰の場祖で新しい根が出るまで待つ
早速やってみます。
葉っぱは今日は使う予定がないので、近々摘み取りますが、取り急ぎ根を切りハイポネックスではなく「水」を入れました。水は今の時期(1/6)は冷たいのでお湯と混ぜて20℃くらいにしました。
しばらくは毎日水を取り替えて様子を見たいと思います。どうなったか?のレポートも変化が出たら上げていきます。
経過報告 23年1月14日
前回の報告から1週間が経過しました。水で栽培を続けていますが・・発根する様子もなく、どちらかというと、枯れに向かっているような印象です。まだ葉はかれていないものの、以前のような艶感もなく、何となく様子がおかしいです。
このまま枯れてしまうのか・・・
本日から水ではなくハイポネックスに変更し、もうしばらく様子を見ます。また、来週経過を見てみたいと思います。
1月21日 枯れました・・・
再生を試みて1週間がたちましたが・・・実は翌日にすでにおかしくなり、このまま枯れてしまうのでは?という感じでした。水ではなく、ハイポネックスに変えたのがダメだったのか・・・翌日すぐに水に変えて、そのまま1週間たちましたが。。。回復の目途は立たず、、ここまでとすることにしました。
↓前回リカバリーをした翌日の様子
↓本日の様子
大きい方はもう少し頑張れそうな気もしますが、、新しい根が生えてくる気もしないので、栽培はここまでとします。
冬の間3回ほど収穫はできましたが、水耕栽培は難しいと改めて感じました。培養土を使い、部屋の中で育てればもっとうまくいったかもしれません。
※ブログランキングに参加しています。