スナップエンドウのプランター栽培の様子と冬越し、スナップエンドウについてのまとめ

スナップエンドウのプランター栽培の様子とスナップエンドウについてまとめました

我が家のスナップエンドウのプランター栽培の様子

11月頃より、種から育苗し、12月17日に定植を行いました。

60cmの大型プランターを2つ並べ、家にあった比較的長い支柱を12本集めてプランターの四隅+中央に設置。

100均の園芸用ネットを外周に掛け、ネットが不足する部分は誘引用のモールを適当に張りました。

株が大きくなりすぎてしまうと、耐寒性が弱くなる為、冬の間はなるべく株が小さい状態で育てたいのですが、肥料が効きすぎているのか?日々大きく成長してしまっています。

スナップエンドウはマメ科なので根粒菌の作用により、空気中の窒素を固定する為、特に窒素系の肥料は少な目にするのがセオリーなのですが、油粕しか手持ちの肥料がなかったため、元肥に油粕を使用したのが悪かったかもしれません。

肥料を入れて土づくりしなくちゃ。。。という思いからついつい元肥を入れてしまいましたが、逆に全く入れないくらいでもよかったな・・・と反省しています。

この影響か・・この1月の寒い時期にも関わらず、早くも「うどん粉病」まで発症してしまっています。

2枚目の写真を見ると、何となく、ハモグリバエのような症状にも見えますが、季節的にも考えにくいことと、他の葉の様子から「うどん粉病」と思われます。

現在、週一回「重曹水」をスプレーしています。
うどん粉病の経過報告も追々していきます。

2月25日の様子 ついに花が咲きました

今週、ついに花が咲きました。現時点で2株花が咲いています。

スナップエンドウとは?

●エンドウの種類は大きく分けて3種

  • 未熟な状態でサヤを食べるサヤエンドウ
  • 豆を大きくしてサヤごと食べるスナップエンドウ
  • 莢は食べずに中の豆を食べる実エンドウ(グリーンピース)

●エンドウは栄養も豊富

  • ビタミンC、K、B1(特にCとKが多い)
  • βカロテン(多い)→体内でビタミンAに変わる
  • 食物繊維
ビタミンK(脂溶性ビタミン)の効能
・血液凝固因子の活性化 ・カルシウムを骨に沈着
・骨密度を維持し骨折を予防する
・欠乏するとあざができたり、出血しやすくなったりする

●スナップエンドウの花の色は?

花には、品種により、白花種と紅花種があります。通常はピンク、薄い紫、白色です。

●品種は大きく分けて二つ

  • つるあり種・・・草丈2m程度まで成長する
  • つる無し種・・・草丈80cm程度

一般的につるあり種の方が栽培期間が長く、多収穫になります。

つるあり、つる無しで種をまく時期をずらせば、連続して収穫することができます。

スナップエンドウは冬越しをさせると収穫量UP

スナップエンドウは春から種をまき、育てることもできますが、11月~12月に種をまき冬越しさせた方が、収穫量が増えるといわれています。

スナップエンドウは、15~20℃が生育の適温です。低温には強く、4~7℃の低温に耐えます。冬の低温に当たると花芽の分化が進むといわれており、11月初めに種を蒔き、15cmくらいの大きさで冬越しさせます。種を早くまきすぎると株が大きくなりすぎ、耐寒性がなくなりますので早まきはNGです。

暖かくなると(3月頃)スナップエンドウはどんどん成長し、5月くらいから花が咲き始めます。開花後は14~20日後で収穫できます。

原産地/生産地中央アジアから中近東(エジプト)
分類マメ科エンドウ属
発芽地温20℃前後 生育適温15~20℃ 株間30cm
弱酸性~中性(酸性土壌を嫌います)
連作:NG(3~4年以上あける)

スナップエンドウの育て方と注意点

酸性土壌に特に弱いので、定植の2週間前を目途に苦土石灰を施しておいた方が無難です。また連作を大変嫌うため、少なくとも3~4年以上エンドウを栽培していない場所での栽培が必要です。過湿にも弱いため露地栽培の場合は畝を高くするなど、水はけをよくしましょう。

スナップエンドウは、マメ科なので、根に根粒菌を共生させ、空気中の窒素固定します。そのため、窒素肥料は他の野菜よりも少なめにします。

肥料が多すぎると、葉が茂りすぎツルボケしたり、風通しが悪くなりうどん粉病にかかりやすくなったり、アブラムシの害虫被害にもあいやすくなります。

私も、今回うどん粉病を発症していますが、元肥に油かすを施したのが失敗だったかもしれません。家庭菜園では、ついつい肥料が過多にながちなので、元肥は特に少な目にして、追肥で補う方が無難だと思います。

スナップエンドウは特にうどん粉病が出やすい野菜ですが、できるだけ抑えるためには、つるが込んできたら整枝して風通しをよくしたり、乾燥させないようにこまめに水やりをするなどで対策をしましょう。

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