カインズホーム1月の園芸コーナーで販売している苗をまとめました
私の家の近所のカインズホームに行ってきました。当然、店により品ぞろえは異なると思いますが、価格や品種等1月に販売している苗の参考になったら幸いです。
2023年1月14日のカインズ園芸コーナー野菜の苗売り場の状況
この春はスティックセニョール(茎ブロッコリー)の後作に、ジャガイモの栽培を考えていることもあり、来週には種芋の芽出しに取り掛かりたいと考えているので、本日、カインズホームの園芸コーナーにどんな種類の種イモが販売されているのか?を見に行きました。ついでだったので、どんな野菜の苗が売られているのか?を確認してきましたので何かの参考になればと思い、執筆させていただきます。
1月は野菜の苗の種類はすごく少ない
春夏野菜の植え付けにはまだ時期が早すぎるし、冬越しさせる豆類は年内には植え付けを済ませているし・・ということで、この時期が一番苗が少ない時期かもしれません。園芸コーナーの野菜の苗売り場には申し訳ない程度の苗しか販売されていませんでした
- グリーンピース 78円
- ソラマメ 98円
- 絹さやエンドウ 成駒30日(つるあり)78円
- 夢咲菜 98円
- 結球レタス 78円
- 水菜 78円
- 二十日わけぎ 98円
- パセリ 98円
- 章姫 1280円
- アスパラガス 748円
といった感じです。
販売している苗の種類だけではなく、数も少ないという印象です。もう少しすると、イチゴ等の苗も本格的に販売されるのではないか?と思われます。
わからない苗があったので調べてみました
夢咲菜
いったいなんだろう・・と思い調べてみましたが、食用の菜の花の品種名でした。読み方はなんと(ハナナ)これでハナナと読むんですかね・・サカタのタネが種を販売しているようです。
- 和名/別名:菜花(ナバナ)、苔菜、折り菜、茎立ち菜、摘み菜、油菜、菜の花
- 英名:Rape
- アブラナ科アブラナ属
- 発芽地温:20℃前後
- 生育適温:15~20℃
- 株間:15~20cm
ハナナ(ナバナ類)は、トウ立ち後の花茎と蕾や若葉を利用する野菜で、特有の歯ざわりとほのかな苦味は早春の味として欠かせません。優れた緑黄色野菜で、ビタミンE・K・C、ナイアシン、葉酸、カロテン(体内でビタミンAになる)、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラル類が多く、食物繊維も多く含みます。調理は、おひたし、カラシ和え、サラダに利用したり、炒め物、一夜漬けにも好適と多彩です。
ハナナ(花菜)はナバナ類のうち、和種ナタネの主に蕾を利用する品種群をさします。ナバナ類には他に、茎立菜(クキタチナ)と言って、西洋ナタネの茎葉を利用する品種群があります。ただし、茎立菜にも蕾主体に利用する品種もあります。ハナナの葉は淡緑色で、ロウ質は少なく、花は小さく、逆に、茎立菜の葉は濃緑色で、ロウ質は多く、花は大きい特徴があります。
ポイント
ナバナ類は寒さに強く、氷点下で茎葉が凍結しても枯れませんが、生育を順調にさせるためには、日当たりよく、暖かい所で栽培します。土はあまり選びませんが、有機質に富み、排水性に優れている土壌が適します。土が酸性では生育が悪いので、苦土石灰でpHを6.0~6.5に調整します。過湿には弱いので、畝を高くするなどして、水はけをよくします。密植すると風通しが悪くなり、病害の発生が多くなり、側枝の出が少なくなります。
絹さやのPOPに書いてある「成駒30日」とは?どういう意味?
ナリコマサンジュウニチ。これは・・さやエンドウの品種名でした。数字で30ではなく、正確には「成駒三十日」が正しいです。POPが紛らわしく、私は30日育苗した苗なのか?それとも30日で実がつくのか?と思ってしまいました。
成駒三十日はタキイ種苗が交配した品種で耐寒性が強く生育旺盛。主枝・側枝ともに双莢性が高いのが特徴で、莢は濃緑色で長さは7.5cm程度によくそろうのが特徴のようです。連作を避け、種は深まきにならないように1穴3~4粒ずつ直播し、開花したら追記を始めるとよいようです。発芽適温は18~20℃、生育適温は12~20℃。発芽日数は5~8日
肝心のジャガイモの種イモは?
売っていました。が・・・品種は3種類しかなく、しかも超メジャーな品種だけの販売でした。私は別のブログにも書いてあるのですが、いろいろ品種を調べて、今年は「とうや」か「十勝こがね」を育ててみたいと思っているのですが、ホームセンターで購入するのは難しそうです。ホームセンター側もあまりニッチな品種だと売れ残りも怖いので、人気のあるメジャーどころをそろえているのだと思います。本日販売されていた品種と価格は以下です。
- メークイン 398円/1kg
- キタアカリ 418円/1kg
- 男爵 358円/1kg
価格的にはすごく安いと思いましたし、ぱっと見1kgで10個以上のジャガイモは入っている印象なので、私は今年10株育てるつもりなのですが、十分な量だとは思います。
ただ、、メジャーどころしかないとは。とうやも十勝こがねもネット販売はされていますので、そちらで購入するしかなさそうです。ただ、コスト的には、送料まで含めて考えると、だいぶ割高です。悩ましいところですが、せっかく家庭菜園で作るのであれば、なかなかお目にかかれない品種を栽培した方が良いと思いますし、品種についてまとめたブログにも書いたのですが、いずれも、男爵をベースにさらに良くしよう!と開発された品種であることから、病気の耐性があったり、大きなイモが獲れたりと良いこともあります。
まとめ
ジャガイモの種イモはメジャーどころしか販売していませんでした。マイナーな品種を育てるのであれば、ネットで購入するしかなさそうな印象です。また、1月は野菜の苗は大変少ない時期なんだと改めて感じました。冬野菜の収穫もそろそろ終わりを迎える頃なので、1月、2月は土づくりに専念し、2月後半のジャガイモを皮切りに春夏野菜の栽培を行う準備期間だなと思った次第です。