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じゃがいもの浴光育芽の効果と注意点。植え付け前の準備

ジャガイモの浴光育芽を始めましたので、その様子と、浴光育芽の効果や注意点についてまとめました。

皆様、ジャガイモの種芋は準備できたでしょうか?

種芋が準備できたら、すぐに植えつけるのではなく、植え付け前にひと手間かけて準備をしましょう!

それは「芽出し」です。浴光育芽といいます。これについてこの後詳しく解説いたします。

その他の準備は、同時に、秋冬野菜を片付け、土づくりをしておきましょう。

私はいろいろ調べた結果、土づくりは行うつもりはなく、前作の根を微生物に分解してもらうことを目的に、一旦、プランターを一つずつ園芸シートに広げ、土をほぐし、再度プランターに入れ直し、2週間くらい、土を休ませておきます。

ジャガイモは土壌がアルカリになると、「そうか病」のリスクが高まる為、苦土石灰も施しません。

成長の様子を見て、必要に応じて、土寄せの際に肥料を施すつもりです。

植え付け前の準備 浴光育芽(よっこういくが)

植え付け前の2週間から3週間前に行う作業ですので、3月初旬に植えつけるのであれば、2月中旬ころまでに行うとよいと思います。

ちなみに私は1/27から始めております。

ホームセンターで販売している種芋は屋外で販売されていることが多く、既に浴光育芽がされている状態である為、芽がある程度出ているようであれば、特に作業は必要ないと思います。

私が購入した種芋は若干芽は出ていましたが、出ていない芽もありましたので少しだけ浴光育芽を行いたいと思います。

私が購入した種芋(とうや)↓

浴光育芽とは?

植え付け前にジャガイモを日光に当て、5mm程度発芽をさせることです。発芽の目安は芽が3~5mm程度を目安に育てます。

通常、20℃以下の場所で20~30日間屋外で直射日光に当てます。
植え付け期前の2月はまだまだ気温が低い為、昼間は屋外に出しますが、夜は室内に取り込む必要があります。

私の場合は、サラリーマンをしており、このような管理が難しいので、常に室内で窓際で浴光育芽を行っています。

浴光育芽の効果。何のためにやるのか?

  • スムーズに発芽する(芽が出るのが早くなる)
  • 植え付け前に弱い芽を取り除くことができる
  • 株が丈夫になる
  • 芽の出方が悪い種イモを選別することができる
  • 植え付け後の生育スムーズになる
  • 収穫量の増加とイモの肥大が期待できる
  • 徒長の防止に役立つ

など、さまざまな効果があります。

ホームセンターでは1月頃から種芋が販売されますが、植え付けにはちょっと早いかなというタイミングですので、1か月弱かけて浴光させてから植えつけるとちょうどよいと思います。

浴光育芽のやり方

  • 種芋を6~20℃で、20~30日程度日光に当てる
  • 新聞紙や段ボール、シートなどを広げジャガイモを並べる
  • 2、3回種イモの位置を変える。
  • 4~5mmの芽が出たら、OK

浴光育芽の注意点

  • 昼間は20℃以上、夜は3℃以下にならないように管理
  • 20℃を超えると、徒長したような芽が出て、植え付けの時に折れてしまう
  • 育芽中イモの位置を変える際は、芽が折れないようにやさしく動かす

注意点は上記3点くらいです。あまり難しく考えず、窓際で芽出しをするようなイメージで、日当たりの良い窓際にジャガイモを置いて、定期的に転がすという感じでトライしてみましょう。

何もせずにいきなり土に埋めるより、確実に効果が期待できます。

2月3日 浴光育芽1週間後の様子

浴光育芽を開始して1週間がたちました。芽はもともと出ていたこともあり、大きくなっています。だんだんと紫色になってきました。

あと、1~2週間行い、2月中旬過ぎ頃から植えつけを行いたいと思います。

●ジャガイモの栽培方法・品種等をまとめた記事をたくさん書いています↓

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