プランターで栽培していたニシユタカを収穫
皆さんこんにちは!
畑の方も順調ですが、本日は庭のプランターで育てていた、秋じゃがいものニシユタカの株が枯れてきていたので掘り起こしてみました。
9月後半に植えつけ、約2か月の栽培です。
畑の方のじゃがいもはまだ青々しているのですが、なぜかプランターの方が先に枯れました。
アブラムシの被害やモザイク病等も発生することなく、順調に育っていましたが・・・
収穫は・・・
ほとんどできていませんでした。ただ、こちらも「そうか病」等の発生はなく、収穫できたジャガイモはまずますの大きさで、きれいなジャガイモが収穫できました。
ですが、プランター4つでこの収穫量なので、だいぶ少ない印象です。
1株あたり2~3個といった感じです。
小さいものもありましたが、小さいジャガイモは毒素がある可能性があるので、今回はすべて廃棄し、それなりの大きさのものだけ収穫をしました。
写真のようにかごに入れ、半日ほど乾かして、土が付いたまま光に当たらないように新聞紙でくるんで保管をしようと思います。
水で洗ってしまうと、カビが発生する可能性があるので、土が付いたま乾かします。
春はわずかに光が当たる場所で保管したのですが、わずかな光でも緑化してしまうので、光は完全シャットアウトするようにします。
ジャガイモに含まれる毒性物質は主にソラニンやチャコニンと呼ばれるアルカロイド化合物です。これらは植物が害虫や病原体から身を守るために生成する自然な防御成分です。以下の理由と条件により、小さいジャガイモには特に毒が含まれることがあります1. 小さいジャガイモが毒を含む理由
未熟な状態:
小さいジャガイモは成熟していないことが多く、未熟なジャガイモほどソラニンやチャコニンの含有量が高くなります。成熟するとこれらの毒素の濃度が低下します。
表面積の割合が大きい:
小さいジャガイモは表面積に対して中身(可食部分)の割合が少ないため、表面付近に集中する毒素が相対的に多くなりがちです。
栽培や保存条件: 小さいジャガイモは栽培中にストレス(過剰な日光や傷)を受けやすく、毒素が生成される可能性が高くなります。
2. どのくらいのサイズのジャガイモが危険か
サイズ自体が直接の指標ではない:
毒素の含有量はジャガイモのサイズだけでなく、栽培・保存条件や品種にも依存します。一般に、「直径2~3cm以下の極端に小さいジャガイモ」や「未成熟で緑色を帯びているジャガイモ」は、毒素が高い傾向にあるとされています。
3. 注意すべきポイント
緑色の皮:
ジャガイモが光に当たるとクロロフィルが生成され、緑色になります。この際、毒素であるソラニンやチャコニンも増えることが知られています。
芽や傷:
芽や傷口に毒素が集中することがあります。
苦味:
ソラニンが多いジャガイモは苦味が強くなるため、味でも危険を判断できる場合があります。
安全に食べるための対策
皮を厚めにむく:
ソラニンやチャコニンは皮付近に多く含まれるため、皮をしっかりむくことが有効です。
芽を取り除く:
芽には特に毒素が集中しているため、必ず取り除きます。
緑色の部分は避ける:
光に当たった緑色の部分は捨てるべきです。
揚げる・茹でる:
加熱である程度毒素を分解できますが、完全には取り除けません。
小さいジャガイモが必ず毒性を持つわけではありませんが、特に未熟で緑色のジャガイモは注意が必要です。サイズだけで判断するのは難しいため、外観や保存状態も考慮して選別しましょう。
プランターでの栽培はうまくいったとは言えないですが、畑の方はまだ青々しているので、成功していると思います。
残り2~3週間で収穫となると思いますので、成功していることを祈ります。
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