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10月ソラマメ栽培を始めよう!品種選びと種まきから収穫までのステップ

はじめに

10月も中旬となり、ソラマメの種まきシーズンがやってきました。

昨年は苗から育てたソラマメですが、今年は種から育ててみたいと思います。品種は、作りやすくおすすめとされている「打越一寸」に挑戦です。

打越一寸と打越緑一寸はほぼ同じもののようですが、緑一寸はより実の色が濃い緑いろのようです。

なぜ打越一寸を選んだのか?

「打越一寸」を選んだ理由は、一寸ソラマメの中でも特に作りやすい品種のようですし、1鞘に3粒入る多収穫の品種ということで、こちらの品種を選びました。ちょうどカインズに打越緑一寸が販売されていたので購入しました。

袋の表記では一袋6粒入りと記載がありましたが、実際には8粒入っており、298円でした。種価格としてはだいぶ高い印象です。

今年の栽培環境

今年は、畑にネコブセンチュウが多く発生しているため、米ぬかを散布して土壌改良を行っています。米ぬかはセンチュウに効果があるとされていますが、米ぬかにプラスして、こちらもセンチュウに効果があるといわれている「菌力UP」を週末毎に散布し、鍬で耕しています。米ぬかも一度捲いて2週間置いた後、再度米ぬか+菌力UPという形で2回土づくりを行う予定です。

ということで、現時点で直播できる畑が整っていないので、ポットで育苗し、畑の土作りが完了してから定植する予定です。

ソラマメは移植を嫌うといわれていますし、ポット育苗は面倒なのですが、センチュウ対策を優先するため、このような方法を取ることにしております。

↓種まきはこんな感じで行いました。
マメ科の種は鳥に食べられやすいので鳥対策も行いました。

ソラマメの魅力と注意点

ソラマメは、タンパク質やミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜です。収穫後、鮮度が落ちやすいのが特徴ですが、家庭菜園で採れたてのソラマメを味わえるのは大きな楽しみです。

しかし、アブラムシやさび病などの病害虫に悩まされることもあります。昨年は赤色斑点病にもかかりました。

特にアブラムシは、本当にぐっちゃり成長点付近につきます。私はアーリーセーフを毎週散布し、アブラムシの発生を抑えていました。毎週末アーリーセーブを散布していれば、アブラムシは全くと言っていいほどつきませんでしたので、効果的です。

また、収穫期が梅雨時期に入りますので、糸状菌由来の病気が発生しやすいので、早めに対策をしておいた方が無難です。こちらはダコニール1000かカリグリーンを散布すれば大丈夫だと思います。

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栽培計画

  • 品種: 打越一寸(販売してなければ別のもの)
  • 種まき: ポット育苗
  • 定植: 畑の土作りが完了後(10月末~11月初旬)
  • 株間: 45cm
  • 株数: 6~10株
  • 肥料: 苦土石灰、堆肥、化成肥料
  • 病害虫対策: アーリーセーフ、ダコニール1000、カリグリーン、シルバーマルチ、アルミ蒸着テープ
  • 収穫: 開花後35~40日(6月~7月頃)

という計画で作っていきたいと思います。今回こそ、病気にかからないように、アブラムシ対策と糸状菌の対策をしっかり行っていきます。

栽培のポイント

  • 種まき: 種の頭が少し出る程度に浅くまく。
  • 水やり: 種が腐らないように、適度に与える。
  • 発芽: 種まき後5~7日で発芽する。
  • 定植: 本葉2~3枚の頃に定植する。(不織布でトンネル掛けをします)
  • 整枝: 開花期に太く節間のつまった枝を6~8本残す。
  • 追肥: 通路に化成肥料を散布する。
  • 支柱: 枝が倒れないように支柱を立てる。
  • 病害虫対策: アブラムシ、さび病に注意する。

アブラムシと病気に気を付ければ比較的栽培は簡単。支柱も畝の4隅に支柱を立てて、外側に株が倒れてこないように紐で囲ってあげるイメージでやれば大丈夫です。

お世話としては、「整枝」を行うことくらいです。放っておくといくつもの脇芽が出てきますので、脇芽を6~8本残すようにして整枝をしてあげることが必要です。

まとめ

ソラマメ栽培は、比較的簡単で収穫量も多いため、初心者にもおすすめです。しかし、病害虫対策はしっかりと行う必要があります。

とにかく、アブラムシがすごいので、シルバーマルチを使う等、しっかり対策を行うことをお勧めします。

種まき前、または定植時にオルトランを使用するという方法もありますが、私としては、アブラムシは毎週のアーリーセーフ散布で十分防げると思っていますので、浸透移行性の農薬であるオルトランを使うよりはオーガニックの分類に入る自然由来の農薬のアーリーセーフを散布する方が良いと思っています。

今回は、今年の経験を活かし、より良いソラマメを収穫できるよう、丁寧に育てていきたいと思います。

今後の予定

エンドウ類もそろそろ種まきを行い、11月頃には植えつける時期です。昨年はスナップエンドウをプランターで育てましたが、こちらもたくさん収穫ができました。今回は絹さやにしようか・・悩んでいます。そら豆同様、そろそろどんな品種を育てるか?考えていきたいと思います。

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